マフラー交換(前編)
マフラーを買いました。
言わずと知れたアクラポヴィッチです。
MT-25のマフラーは納車時から純正マフラーからBEAMSのR-EVOスリップオンマフラーに交換していましたが、もう少し迫力を出したくて交換することにしました。
所詮250cc・・・所詮スリップオン・・・
という声は聞かないことにします。
色々と悩んだ結果選んだのは、王道のアクラポヴィッチ(AKRAPOVIC)のGPタイプサイレンサーです。
このモデルは、公道走行不可モデルと公道走行可能な政府公認モデルの二種類が発売されています。
おやじライダーの末席を汚すものとしては社会性を保ち、もちろん私は政府公認モデルを選択。
お上に逆らって徳はありません。
40年近く生きると、国家権力の恐ろしさを知っているのです。
開封の儀・・・
スリップオンタイプなので、付属品も多くありません。
サイレンサー本体の他には、取り付けボルト、ワッシャー、ボルトの固着防止剤、取説ぐらいです。
この何とも言えない有機的なフォルムと光沢にしびれます。
ただ、ロゴがステッカーなのが残念。
ロゴはプレートであって欲しかったですね。
作業自体はスリップオンタイプなのでサイレンサーを交換するだけです。
ただ、このエキパイとサイレンサーの取り付け部のボルトが、トルクスネジというもので、私の手持ちの工具には適合するレンチがありません・・・
で、トルクスレンチを買う羽目に。
このレンチ、今後使うことがあるのだろうか。
なにはともあれ、取り付け完了。
マフラー交換の目的は音質で、見た目の効果はあまり考えていませんでしたが、見た目の相性もグッドです。
前のサイレンサーのBEAMS R-EVOに比べて、コンパクトかつスポーティーになったおかげで、MT-25のマッチョ感がより強まりました。
この排気口内部、たまりません。
まるでタービンのような美しさ。
見た目は100点満点ですが、肝心の音はいかほどか。
詳細は次回、動画でお伝えします。
たつの市観光ツーリング
前回が消化不良だったので、そのストレスを発散させるべくプチツーリングへ。
目指すはたつの市です。
この前買ったメッシュジャケットとライディングパンツ(参考記事)を着ていきましたが、この日は晴天で気温も高く、信号で止まっていると暑いです。
ひとまず、姫路バイパスの別所PAで休憩。
年配のライダーの方が一人だけいましたが、他にライダーはいません。
13:27
龍野城に到着。
城跡から眺めるたつの市内。
瓦屋根の家屋が多く、「THE!城下町!」という風景を眺めると、なんだか落ち着きます。
城下も散策。
人通りもほとんどなく、静寂が漂う路地は城下町情緒に溢れています。
龍野神社があったので参拝しました。
メッシュジャケットを着たまま歩き回ったので汗が滲んできます。
小腹が空いたので【そうめん処霞亭】という店に入って遅めの昼食。
平日なのに店内はお客さんで結構にぎわっていました。
揖保川といえば揖保の糸。
ということで、冷やし素麺(大盛)を注文。
椎茸の煮つけが盛ってあるのは初めて見ましたが、椎茸の甘みと素麺が意外に合ってとても美味しかったです。
お店の人に、近くに名所はないか尋ねたところ、吊り橋があるというので行ってみることにしました。
龍野城を後にして、北上します。
店の人には揖保川沿いに上がればすぐに着くと聞いたのに、なぜか【道の駅しんぐう】に来てしまいましたw
google mapで調べて再出発。
発見しました。
予想外に近代的な吊り橋・・・
MT-25を土手に停めて、歩いてみます。
いざ参らん!
私は高所恐怖症ですが軽度なので、これぐらいの高さは問題ありません。
これが結構揺れて楽しい。
橋は格子になっているので下の川が見えます。
橋の上からの眺めは最高です。
たつの市は童謡の里と言われるようですが、納得できます。
揖保川沿いにはのどかな日本の原風景を感じさせる美しい景色が広がっています。
その後は、来た道を戻り帰路につき、夕方5時前に帰宅。
特に計画もせず、ふらっと来てしまったたつの市でしたが、充実したツーリングになりました。
今度は家族と遊びに来たい。
そう思わせてくれる素敵な町でした。
転ばぬ先の杖
MT-25にエンジンスライダーを装着することにしました。
万が一の転倒時に、車体と地面の間に隙間をつくりエンジンを衝撃から守るという優れもの。
まさに転ばぬ先の杖です。
選んだのは、信頼と実績の日本メーカーのデイトナのエンジンプロテクター。
他社から、色々なカラーやデザインのものかが出ていますが、私はエンジンスライダーの存在は隠したいので、シンプルなこれに。
中身はこんな感じです。
デイトナのステッカーはスライダー本体に貼るみたいですが、目立ってしまうので貼りません。
まずは、MT-25のフレームとエンジンを固定している六角穴付ボルトを外さなければいけまん。
六角棒レンチで回しますが、これがまぁ固いのなんの・・・
六角棒レンチにタオルを巻いて、手に全体重を乗せますが、荷重でバイクが倒れるんじゃないかとヒヤヒヤ。
何とか取り外すことができました。
スライダーの取り付けボルトは普通の六角ナットなので、六角ソケットレンチでかたーく締め付けて完成。
錆で固着しないように、念のためネジ山にグリスを塗っておきました。
エンジン左側。
エンジン右側。
シンプルで目立たず、いい感じ。
いかにも頑丈そうで安心感があり、質実剛健とはこのことですね。
間違っても安さにつられて、中華製の粗悪品を買わないことをおすすめします。
転倒時にスライダーが折れては元もこもないですから。
ついでに洗車もしました。
このまま走りに行きたいところでしたが、残念ながらこの日はお預けです・・・
インカムのすすめ
今さらですが、私が愛用するヘルメットはSHOEI Z-7のMサイズ。
無地の地味さに飽きて少しでもポップにしようと、年甲斐もなくカッティングステッカーでデコっています。
こんなことなら最初からグラフィックモデルを買っとけば良かったと後悔をしているのは内緒です。
インカムはデイトナ(DAYTONA) のCOOLROBO EasyTalk3。
少し前に友人の強いすすめで購入したものの、当初はあまり必要性を感じてなかったのですが、今ではツーリングに欠かせないツールになっています。
このインカム、非常にコスパが高いです。
画像ではインカムが大きく感じますが、それはSHOEI Z-7の帽体が小さいからで、インカム自体はそこそこコンパクトです。
仲間と会話を楽しむだけではなく、スマホの音楽やGoogleマップの音声案内も聞けて、電話の発着信も可能。
ツーリングの楽しさがぐっと広がります。
音質はノイズもなくクリアで、バッテリーは電源を入れっぱなしでも12時間位は持ちます。もちろん防水仕様。
通話可能距離は200メートルですが、通常のツーリングでは不足はありません。
ただ、同時通話は二人までしか対応していなのでマスツーリングなどには不向きですね。
インカムは各メーカーから出ていて、価格も様々ですが、このCOOLROBO EasyTalk3はそれほど高くなく、信頼の日本メーカー製なので安心です。
インカム選びで迷われてる方に自信をもっておすすめします。
間違っても中華製の安物は買わないように・・・w
春夏ウェア
仕事の合間に、近所にあるバイクワールド伊川谷店に。
もちろんバイクではなく車でw
お目当ては春夏のライディングウェアです。
今まではジャケットの中にプロテクターを装着していましたが(参考記事)、毎度装着するのも面倒だし夏場は暑いので、プロテクター付きの春夏用のメッシュジャケットを物色しに来ました。
店内で各メーカーのメッシュジャケットを色々と見て回りましたが、メーカーによってプロテクターの硬さや厚さも様々で迷った挙句、今回は見送ろうかなと店を出ようとしました。
ちょうどその時に店員さんが声をかけてくれたので、分からないことを聞いたり、アドバイスを受けたりして購入を決心しました。
デザインとプロテクターの質感が決め手となって、コミネのスムースメッシュジャージパーカ(JK-113)にしました。
今季の新作という事で、販売価格は定価でしたが迷っていたら15%割引いてくれました。
肩、肘、背中にプロテクターが入っていますが、胸部は付いていません。
胸部にプロテクター用のポケットは付いているので、同メーカーのインナーチェストガード(SK-689)も同時に購入し、胸部に入れてもらいました。
標準で付いている背中のプロテクターはこんな感じ。
柔らかいタイプですが、胸と背中は固いプラスチックタイプがいいと店員さんに言われたので、交換しました。
同メーカーのCEバックインナープロテクター(SK-679)。
いかにも頑丈そうで安心感があります。
プロテクターを交換してジャケットを着てみましたが、着心地は変わりませんでした。
ディスプレイされていてかっこ良かったので、予定していなかったズボンも買ってしまいました。
パワーエイジのコットンカーゴパンツ(PP-7201)です。
膝と腰にプロテクターが付いています。
膝は割としっかりとしたプロテクターですが、腰は申し訳程度のものです。
プロテクター付きのズボンの多くはだぼっとしたルーズなスタイルですが、これは細身で普段着ても違和感のないデザインです。
細身ですがストレッチ素材なので動きやすく、バイクにもまたがり易いです。
私は身長170cm、体重56kgの痩せ型で、ウエスト周りは73cmほどのなので、色々なサイズを試着し、最少サイズの女性用のMにしましたw
ウェスト、裾丈、太さともにジャストサイズで、プロテクター付きのズボンなのに、スマートなスタイルで大満足です。
ジャケットとの合わせ買いを武器に値段交渉しましたが、割と強めに「こちらは販売価格から値引きはできません」と言われました。
でも、惚れたもん負けなので気持ち良く購入。
値引き制限はメーカーからの圧力もあるんでしょうね。
画像にあるオレンジのパワーエイジ純正の専用ハンガーも付けてくれました。
パワーエイジの画像を元にコミネのジャケット画像を合成してみましたw
男性モデルの画像は合成しずらかったので女性モデルにww
今回買ったウェアのイメージはこんな感じです。
結構な出費でネットで買った方が若干は安いかもしれませんが、やはり身に着けるものは実際に試着して自分の体に合ったものを選べるので実店舗で買った方がいいですね。
アフターサービスも対応が早いでしょうし。
早くこれを着てツーリングに出かけたいですが、残念ながらゴールデンウィークは予定が埋まっており、バイクに乗れそうにありません・・・orz
【追記】
後日、着てみましたがこんな感じです。
モデルさんとなんか違うww
舟屋ツーリング(後編)
前回からの続きです。
海岸線を西へ走り天橋立を越えて与謝野町へ入り、そのまま北上します。
丹後半島を半時計回りに海岸線を走るわけですが、道のすぐそばまで海が迫り、迫力ある景色を堪能できます。
しばらく走ると、いよいよ伊根町に。
伊根町は酒蔵や町屋が立ち並び、情緒あふれる街並みは旅情ムード満点。
12:19
【道の駅舟屋の里伊根】に到着。
平日だからなのか、駐車場は満車ではなくまばらでした。
この読みは結果として甘かったのですが。
とりあえず、展望台からの舟屋郡を眺めます。
舟屋郡は湾の対岸を挟んで二か所存在し、絶景です。
写真では遠くてよく分かりませんね。
この【道の駅舟屋の里伊根】で昼食の予定でしたが、二つある店のうち一つが休みで、もう一つは一時間待ちとのこと・・・
駐車場の空き具合と店舗のキャパは必ずしも比例しないということを学びました。
待っていては帰りの時間に間に合わないということで、予定変更。
友人が近くの店を探してくれました。
【道の駅舟屋の里伊根】の近くにある民宿兵四楼。
民宿ですが、ランチ営業もやっているんですね。
店内は満席に近い状態でしたが、何とか待ち時間なしで入れました。
二人とも1200円の海鮮丼を注文。
主観ですが、価格のわりにボリュームは控えめです。(味は◎)
海鮮丼をむさぼるおっさん二人。
隣の席は若いカップル・・・
ま、まあ、これもバイクツーリングならでは機会ですねw
昼食後、舟屋を近くで一望できる伊根浦公園にいきました。
舟屋に萌える!
改めて舟屋を見ると、その特異性が分かります。
どのような背景でこういう家の作りになったのか知りませんが、これは世界遺産に登録してもいいほどの日本の伝統文化の一つではないでしょうか。
じっくりと観光したいところですが、時間的制約があるので名残惜しさを感じつつ伊根町を後にします。
13:52
復路は高速ですが、その前にせっかくなので天橋立に立ち寄りました。
後ろに見える林が天橋立ですが、伊根町の舟屋群に比べると見劣りは否めません。
日本三景の一つとしては物足りなさを感じます。
その価値を理解するには展望台から眺めるの一番だと思いますが、今回はここまでに。
14:55
綾部宮津道路から舞鶴若狭自動車道を乗り継ぎ、六人部PAで休憩。
友人はここから下道で帰るとのことで、次の降り口の春日ICで別れて、私はそこから単独で舞鶴若狭自動車道→中国自動車道→六甲北有料道路→阪神高速7号北神戸線を経由して帰りました。
16:43
無事に帰宅。
総距離は1533kmに。
慣らしが終わった後なので、峠や高速走行で気を使わずMT-25の性能を楽しむことができ、楽しいツーリングとなりました。
友人も無事に帰宅したとのことで、早速次はどこに行こうか企画中です。